全ての自信をなくしている。 自身をなくすような、何かを僕は持っていたのだろうか。
こういうとき、僕は喫茶店で無為な時間をひたすらに過ごす。不規則なピアノ音とトラックの走る工業的な音が混じり合う。 舌に残る珈琲の酸味が気持ち悪い。